プロジェクトマネージャについて同期勉強会を行いました

社内の大先輩に講師をお願いして、「プロジェクトマネージャ」についての勉強会を行いました。
質疑応答も盛り上がりとても充実した勉強会でした。内容の要約を以下に記録します。

プロジェクトマネージャとして必要なこと。

プロジェクトの意思決定を行うという姿勢を持つこと。
もちろんPMBOKの知識も重要であり、プロジェクトマネージャ試験の知識も必要ではあるが、それは必要条件であって十分要件ではない。進捗管理や品質管理は判断をするための情報収集の手法に過ぎない。
プロジェクトマネージャは報告を受ける立場であるが、その報告を基に判断をして、上に報告しなければならない。その判断がプロジェクトの成否を決める。
プロジェクトマネージャがただ報告を受けるだけでは失敗する可能性が高い。

プロジェクトマネージャとしてのポイント

プロジェクトには常に問題が発生しており、リスクも必ず内在している。
1.「問題なし」という報告自体が問題である。
常に「問題なし」の報告のプロジェクトは、問題が発生した場合も報告が上がってこなくなる。
2.常に当事者として解決者になるという意識を持つ。
報告者が解決をするような空気を作らない。もしそのような雰囲気になると、自分の担当領域以外についての指摘がなくなってしまう。

プロジェクトマネージャがこれらのポイントに気をつけることで、事象の大小ではなく、影響の大小で報告が来るようになる。
ie.遅れが大きくても、他のチームに影響がない工程の場合はPLから「遅れているが、他工程に影響がなく、挽回可能」という報告となり、報告の信憑性を確認するだけで良い

その他、「若手SEとして仕事を行う中で、どのような視点でプロジェクトを見ればよいか」という質問に対し、
アプリケーションスペシャリストの視点ではシステムの全体像や業務知識の中で自分の担当がどこかを考える。プロジェクトマネージャの視点では全体進捗の中での自分の工程や遅延した場合の影響を見る。プロジェクトマネージャと言っても全ての業務知識に精通しているわけではない。保守案件が多い場合は前者の視点が重要であることが多いが、両方の視点を持つといい。

との回答を頂くなど、質疑応答においても様々なことを学ぶことができた。

今後もこのような勉強会をしていけたらなと思っています。

次世代キャリア白熱教室@上智大学 に行ってきました

ご無沙汰しております。
2ヶ月ぶりにブログ書いてます。

一昨日の水曜日に次世代キャリア白熱教室@上智大学に参加してきました。

『組織の名前ではなく、個人の名前で仕事をする時代』

はたらくことって、どういうことなんだろう?
最近良く聞く、グローバル人材ってどんな人のこと?
自分にはこれからどんな選択肢があるんだろう?

個人に軸足を置いた、これからのキャリアについて
参加者全員で考えてみませんか。

こんなキャッチフレーズにつられたことは言うまでもありませんが、ワールドカフェ形式で行うと聞いて、体験したいと思っちゃったのです。

ワールドカフェは15分単位で5回やったのですが、15分がこんなにも短いとは思いませんでした。自分の意見を1,2回言っただけでもう時間が終わってしまう。。
話題を一人ずつ聞いていくインタビュー形式になったり、 なかなか意見を表明できない方がいたりと、ファシリテーションが難しそうに思えたのですが、是非これから使っていきたいですね。

皆さんの意見を参考に僕が考えた内容を書いておきます。

次世代のキャリアとは

新居さんの「昔はキャリアが後ろに出来ていたが、今は前に創っていく物」という言葉が印象的。これは今も昔も 変わらないことであり、昔は何も意識せずに用意されているレールを進んでいけばキャリアパスが出来ていたが、今(次世代)は自分で考えて創っていかなければならない。
昔に比べて必要な情報にもすぐにアクセスができ、誰もが自分のキャリアについて考えて行動して発信していける、そんな時代になったということを意識して過ごしていきたいですね。

グローバル人材とは

僕の現時点でのグローバル人材像は、「世界に対してインパクトのあることができる人」です。別に英語がペラペラでなくでも、世界を股にかけなくても、良いと思います。
しかし、 そのためにはグローバルに考えて、ビジョンを打ち立てて、世界中の人と協力して、何かを創り出せる、そんな能力が必要なのかなと思います。
一昔前の日本企業は帰国子女だと言う理由だけで海外支社に配属していましたが、英語だけできても何もできません。強く自分を持ち、周りと意見をぶつけて議論ができ、自ら行動するそんな人でなければならないのでしょうか。

起業するということ

起業は手段である。よく言われていることですが僕もこの考え方には賛成です。何らかの目的を達成するための手段の一つとして、選択肢には入れておきたいとは思います。
ただ、起業は社会的使命を持っている必要があるという考え方には少々疑問を覚えます。というのは、自分が楽をするための起業や、人に使われたくないから起業、もっと言えばかっこいいから起業という選択肢もありだと思うのです。 それぞれが「目標」であるからです。
個人的な意見としては、「起業をして儲かっている=誰かのニーズに応えられている」という事だと思うので、目標がどうであれ、しっかりと経営が成り立っているのであればいいと思います。
もちろん、世界を良い方向に変えていくような起業を応援したいですけどね。

会社に属さない生き方。パーソナルブランディング

最近ノマドワーカーという言葉が流行っているように、カフェなどで仕事をするスタイルの人が増えているようです。余談ですが、会社に徒歩通勤している私も「異動になったら引っ越します。遊牧民になりたいのです。」と普段から豪語しており、この言葉が流行りだしてから辞める発言のように思われていないか少々不安です。笑

私が思うに、ひとつの会社の仕事だけをするという時代は終わりつつあるのではないか。理由は様々あると思うのですが、話を聞いていて、以下のような要因があるのかな、と思いました。
パソコンを開けば無数の情報にアクセスでき、友人・知人が何に興味を持ち何をしているかがすぐにわかるという環境ですので、やりたいことだって無数に見つかるのではないでしょうか。もちろん、全てに手を出すことは不可能ですし、そんなことをしても何にもならないとは思いますが、それでもひとつに絞ることはできないと思います。もしもひとつに絞ることができて、さらに今その仕事をしているという方はよっぽどの天職に巡りあったか、ものすごい努力家なのだと思います。
さらに、インターネット、そしてソーシャルメディアの台頭により個人が簡単に自分を発信できます。私がこうして細々と記事を書いて全世界に公開していることも、数年前には考えられません。

この2つの変化により、現代を生きる人は「たくさんのやりたいこと」を見つけて「仲間に簡単にアクセス」することですぐにでも始められちゃうんですよね。
もし本業以外にやりたいことを見つけて、それができる環境が転がっているとしたら、手を出してしまうのではないでしょうか。

もちろん、米国で専門職がマネージャになりたがらないというような専門職志向により、自らの専門性を発揮できる複数の企業で仕事をするという人も増えてきているのだと思います。

そんな僕は何がしたいのかな

さて、僕は何がしたいのでしょう。正直、全然わかりません。ただ漠然と、誰もが楽しく生きていけるような世界を創ってみたいなぁと思っているだけです。
IT等による効率化が進展しているのに残業時間も減らずに給料が上がらないなんてなんておかしな世界なんだと思っている今日この頃です。

とりあえず、世界の前に少しずつ自分を変えていってみよう、そう思いました。
まずは残業時間を減らすところから始めよう。

モチベーション3.0

先日(と言っても1ヶ月前)、モチベーション3.0のセミナーに行ってきた。
ポジティブ心理学に最近興味があるので、めっちゃ面白かった!

先月中旬頃に同期とやっている勉強会で紹介したので、
その内容をここでシェアしたいと思います。
(本記事は勉強会にて使用した内容を基に構成しており、書評にはなっておりません。)

本記事の簡単なまとめ

モチベーション3.0とは、自立、熟達、目的をモチベーションの源泉とすること。
動機にはX型、I型の2種類あり、I型は自立、熟達、目的(=モチベーション3.0)により動く。
I型は良い人生を送るようだ。クリエイティブで楽しく健康で成果も高い!
→I型になろう!

目次

  • 元ネタの紹介
  • あなたのモチベーションタイプは?
  • モチベーション3.0の時代到来
    • モチベーション2.0は卒業しよう
  • I型モチベーションとX型モチベーション
    • I型モチベーションになるには
  • 内発的動機を高める9つのツール
  • 参考資料

元ネタの紹介

元ネタは今話題のダニアル・ピンクさんの
「Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us」です。

ダニエル・ピンクさんは他にも「ハイ・コンセプト」などを書いています。

7/7に大前研一さん訳で日本語版が発売するようです。
興味ある方はぜひ!

大前研一さんは紹介するまでもないですね。
ビジネススクールをやっているようです。
最近就活業界にも参入したようです。
「ハイ・コンセプト」の翻訳もしています。

あなたのモチベーションタイプは?

ダニエル・ピンク公式サイトにモチベーションタイプ診断があります。
あなたのモチベーションタイプをチェックしましょう!
http://www.danpink.com/drive-survey

モチベーション3.0の時代到来

モチベーション3.0とはどんなモチベーションでしょう。
本著では以下のように分類されています。
■モチベーション1.0~生物的な動機-サバイバル
ものを食べる、生殖活動を行う、睡眠をとる、など生物が生存を維持するために必要な根源的な欲求。石器時代から人間が持ち続けている基本的なOS。
■モチベーション2.0~与えられた動機-信賞必罰
外から与えられた目標を達成することで、金銭や名誉の獲得を目指す欲求。金銭による成果主義など、信賞必罰に基づく手法が動機づけに用いられる。
■モチベーション3.0~自発的な動機-ワクワク感
人間としての成長、知的興奮、社会への貢献など、単なる金銭的欲求を超えた動機。外部から与えられるのではなく、自分の内面から湧き出る自発的な欲求。
(和訳出典:東洋経済)

マズローの5段階の欲求説と似ていますね。

モチベーション2.0は卒業しよう!

卒業する理由その1:僕らは金持ちである。
Global Rich Listというサイトがあります。
年収を入力すると、世界での順位を教えてくれます。
GlobalRichList私の去年の年収(=初任給)300万を入力したところ、上位9%です。
#ちなみに間違えて30万と入力しても上位15%でした。

卒業する理由その2:自発的な動機には心を動かされる(はず)
このまま一生、砂糖水を売り続けるのか、
それとも世界を変えるチャンス
つかみたいか

この言葉を知ってる人も多いでしょう。
アップルコンピュータ(当時)のCEO、スティーブジョブスが
ペプシコーラのCEOを引き抜くときに言ったという言葉です。

ただ、ここで注意したいのはモチベーション2.0を捨ててはいけないということです。
モチベーション2.0を達成し、その上で3.0へと移っていくといいのではないでしょうか。

I型モチベーションとX型モチベーション

さて、先程の診断で明らかとなったモチベーションタイプ、あなたはどちらでしたか?
X型、I型には以下の特徴があります。

I型 → 内発的動機に動かされる
X型 → 外発的動機に動かされる

内発的動機とは、目標が自分の中にあること。例えば、「人間的成長、社会貢献」があります。
外発的動機とは、目標が自分の外にあること。例えば、「収入、名誉、地位」があります。

なお、X型、I型は状況によって変わる場合もあります。
→例えば、月給が10分の1になったとしたら、今以上にお金が欲しくなるでしょう。
また、先天的なものではないのでこれからどちらにも変わることができます。

で、どっちがいいの?ってことなのですが、本著ではこう述べられています。
I型は楽しく健康に人生を送り、
高い成果を出すと言われているようです。
さらに、クリエイティブな仕事が得意らしい。

I型人間になりたいですよね??
僕はなりたいです。

I型モチベーションになるには

本著ではこう書かれています。
内発的動機を高めるには、
自立、熟達、目的 (Autonomy,Mastery,Purpose)
が重要である。

この自立、熟達、目的こそがモチベーション3.0なのです。

内発的動機を高める9つのツール

さて、ここからは本著にて紹介されている9つのツールを紹介します。
勉強会では詳しく紹介したのですが、本記事では簡潔な紹介にとどめます。

Give Yourself a “FLOW TEST”

フロー状態とは、時間等を忘れて熱中できている状態です。
僕ら若手サラリーマンには、「気付いたら仕事が終わり、就業時間も終わっている!能率もUP!」というメリットがあります。
FLOW TESTでは一日のうちに数回、フロー状態どうかを記録します。
記録した結果をもとに、

  • どんな時間がフローになりやすいだろうか
  • フローとなる仕事はどんな仕事だろうか
  • どうしたらフローの時間を増やせるだろうか

ということを考えてみましょう。

First, Ask a Big question…. What’s your sentence?

こんな質問をしてみましょう。
「自分を一言で表すと何?」
ドラッカーが言っている「何によって憶えられたいか?」という質問も同じです。
例:ルーズベルト大統領
→He lifted us out of a great depression and helped us win a world war.

….Then Keep asking A small question Was I better today than yesterday?

昨日よりも今日はどう良かったか?を考えてみよう。
例:今日はモチベーション3.0の紹介の記事を書いた

Take a Sagmeister

7年に1度、”a 365-day sabbatical”をとろう!
(sabbatical:長期有給休暇)
Japanでは無理そうですね。職を失ってしまいそうです。。
できれば人生で1度くらいは取りたいですね。

Give yourself a performance review

自分のために、定期的にレビューしよう!
X型目標、I型目標共に、達成度のレビュー。

会社で半期ごととか書かされていますよね??
もっと細かく、本音ベース(会社の方針など気にせずOKという意味)でやろうということです。

Get unstuck by going oblique

思考を柔らかくするための手段を持つ。
例えば、思考を柔軟にする言葉を書いたカード(やランダムで表示できるPG)を用いるとか。

Move five steps closer to mastery

Remember that deliberate practice has one objective: to improve performance.
→能力向上のための計画的練習だということを忘れない
Repeat, repeat, repeat.
→反復する。
Seek constant, critical feedback.
→継続的でクリティカルな(内的)フィードバックを探す。
Focus ruthlessly on where you need help.
→苦手なところにも焦点をあてる
Prepare for the process to be mentally and physically exhausting.
→肉体、精神の疲れに備える。

Take a page from webber and a card from your pocket

「なんのために早起きをするのか」
「なんのために夜更しをするのか」
こんなカードを持とう。
質問に答えたりすることで動機が強化される。

Create your own motivational poster

見るだけでモチベーションの上がるポスターを作ってみよう。
米国では普通に売られているようです。
Achivement Poster(ちなみにこの商品は36 x 24 inのサイズ、$6.99)
出典:http://www.allposters.com/-sp/Achievement-Posters_i2548939_.htm

参考資料

本資料を作成するにあたり、以下のサイトを参考にしました。
Drive | Notes & Review(英語)
本の内容を要約してくれています。
原著を読む英語力がない僕でも本著の内容を理解で来たのはこのサイトのおかげです。
モチベーションアップ9つの戦略(予告) @ 『DRiVE』
日本語で9つの方法について説明しているところへのリンクがあります。
というか、このリンク先の方が行った勉強会に行ってきました。
勝手にめっちゃ参考にさせていただきました。

以上でモチベーション3.0の紹介は終了です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。