シンガポールのチャンギ国際空港第1ターミナルでプライオリティ・パスが使えるラウンジ「SATSラウンジ」「dnataラウンジ」「PLAZA PREMIUMラウンジ」を全て紹介します

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6年連続で世界空港ランキングのトップに君臨しているシンガポール・チャンギ国際空港にはたくさんのラウンジがあります。

その中でも最方法のラウンジはやはりシンガポール航空ラウンジだと思いますが、プライオリティパスで入れるラウンジもレベルが高く、楽しい搭乗待ち時間を楽しむことができます。

そんなシンガポール空港の中でも最もラウンジのレベルが高い第1ターミナルのラウンジを全て体験してきましたので、紹介します。

サクッと読める目次

シンガポール・チャンギ空港第1ターミナルのラウンジの場所

チャンギ国際空港について

チャンギ空港は第1~第4までのターミナルがあり、その中の第1~第3ターミナルは全てつながっており、スカイトレインと呼ばれる電車のほか、徒歩でも移動可能です。

その構造から、自分の便の出発ターミナルと異なるターミナルでラウンジに行ったりすることもできるのが特徴です。

※第4ターミナルだけは離れているため、移動する必要があります。

第1ターミナルのラウンジ一覧

第1ターミナルにはプライオリティパスで入場可能なラウンジが3つあります。

  • SATSラウンジ
  • dnataラウンジ
  • PLAZA PREMIUMラウンジ

各ラウンジの場所は下の写真に○で印をつけたとおり、一つ上の階にあります。

プライオリティパスの場合は全てのラウンジにおいて制限時間3時間ですが、利用数は無制限なので、3つのラウンジを合計で9時間利用することができます

ちなみに、他のターミナルに比べて第1ターミナルのラウンジはレベルが高いので、時間があるときは第1ターミナルまで来るのも良いと思います。

それでは、チャンギ国際空港第1ターミナルのプライオリティパスで利用可能なラウンジを、個人的なおすすめ順で紹介していきます!

「SATSプレミアムラウンジ」は広い空間とマッサージチェアが良い

まず紹介するのがSATSプレミアムラウンジ。

とっても広くて開放的な空間と、マッサージチェアがおすすめのポイントです。

食事は可もなく不可もなく、といったイメージで、食事をメインににしたいのであればdnataラウンジのほうをおすすめします。

私も深夜着後に利用するときはSATSUKIプレミアムラウンジのマッサージチェアで体を癒やしてから、食事は移動して頂いています。笑

なんといってもマッサージチェア

SATSプレミアムラウンジにはマッサージチェアが3台あります。

時間帯によっては埋まっている可能性もありますが、深夜は空いているのでゆっくりと寝ることもできます。

マッサージチェアは備え付けのリモコンで操作します。

リクライニングがかなり倒れるので、よく眠れました。

壁を向いており、プライベート感があるのも嬉しいです。

各マッサージチェアにはサムスン製のタブレットが備え付けられているので、動画を見たりしながら過ごすことができるます。

長いフライトでは足に血が溜まりやすいので、ふくらはぎをモミモミしてもらうと本当に気持ちよくておすすめです。

広い空間に様々なタイプの椅子

ラウンジ内は広くとてもゆったりした作りになっていて、落ち着きます。

入り口を入るとこの光景。

かなり開放感があります。

席のタイプも様々あります。

まずこちらが、PC作業や食事に便利なテーブル。

奥の半個室スペースは電源もついており、一人で利用するにはかなり最高のスペースでした。

こちらはソファー席。

本を読んだり、お酒を楽しんだりする方はこちらでしょう。

このラウンジの特徴は、席と席の間隔がかなり広く取られているということ。

他のエリアの写真ですが、かなりゆったりする配置になっていて、他の人を全く気にせずに寛ぐことができるのです。

正直、かなりレベルが高い空間だなと感じました。

もちろんコンセントはユニバーサルタイプ。

さすが、トランジット客の利用を増やしたいシンガポールですね。

ちなみにシンガポールのコンセントは右上のスイッチをONにしないと電気が供給されないので要注意です。

食事は一通り揃っているが、普通。

食事スペースを見ていきましょう。

まずはホットミールから見ていきます。

テリヤキと炒め麺。

マッシュルーム、ローストポテト、コンビーフ、ラタトゥイユ。

写真にはないのですが、せいろに入ったシュウマイもありました。

お次は軽食コーナー。

サンドイッチ、カップ麺と、あられ類。

 

シリアルと、パン。

ドリンクコーナーではもちろんアルコールも飲み放題。

ビールは缶ビールのタイガーでした。

ソフトドリンクは一通り揃っています。

コーヒー・ティー。

紅茶はDilmahでした。

コーヒーを頂きましたが、可もなく不可もなくという味。

食事メニューは総じてそそられませんでした。笑

あとで紹介するdnataラウンジの方が美味しそうだったので、そちらで頂くことにしました。

ラウンジを選ぶなんてなんて贅沢なんだろうと思いますが、それもプライオリティパスのおかげです。

シャワー

シャワーもあります。

トイレと一体になっているタイプで、この扉を開ければトイレ&シャワーです。

バスタオルは通路から自分で持っていくタイプでした。

誰かに声を掛けるでもなく、すぐ使えるのが嬉しいところ。

逆に言えば、使い終わったあとの清掃がすぐに入るわけではないので、シャワールームがキレイではない可能性もあります。

シャワールームに入ると、トイレが手前にあり、奥にシャワーがあります。

あまり広い空間ではありませんでした。

服や鞄を書けられるフックが右側の壁についています。

シャワーは上部の固定シャワーと普通のシャワーの両方があり、水圧も十分。

シャンプーは備え付けでブランドは不明。

SATSプレミアムラウンジへの道のり

SATSプレミアムラウンジへは、こちらのエスカレーターを登ります。

TUMIが目印ですね。

上に上がると、看板のとおりに進みます。

SATSプレミアムラウンジの他に、ブリティッシュ・エアウェイズラウンジ、カンタス航空ラウンジ、タイ航空ロイヤルシルクラウンジもあるようです。

こちらがSATSプレミアムラウンジの入口。

大理石が落ち着いた高級感を演出していて、好きな感じです。

こちらのカウンターが受付。

プライオリティパスを見せればOKです。

「dtataラウンジ」はカレーなどの日本食をいただける

dnataラウンジはJALの指定ラウンジともなっているラウンジです。

そのため、JAL便の出発前は日本人の姿をかなり多く見かけます。

食事・ドリンクは日本食とビールが豊富なのが嬉しい

このdnataラウンジは日本食や日本のビールが充実しているのが嬉しいポイント。

さすがはJAL指定ラウンジです。

それでは、食事コーナーを見ていきましょう。

嬉しいのがこちら、日本のカレーと、うどんがいただけるんです!

ラウンジで日本食がいただけるのは、ここだけ!

しかも、ちゃんと美味しいですよ。

サンドイッチとパン。

パンも焼きたててサクサクしていました。

離席中のパン、ものすごい丁寧です。笑

シリアルはバーカウンターにありました。

ワインとリキュール類。

このディスプレイが高級感ありますね。

白ワインはキンキンに氷で冷やされています。

コーヒーは、オーストラリア・メルボルンのハドソンズコーヒー。

この記事で紹介する3つのラウンジの中では一番美味しかったのがここのコーヒーでした。

左の冷蔵庫にはなんと、

  • サッポロビール
  • タイガービール
  • ハイネケン
  • アサヒビール

と、日本のビールが2種類あります。

日本なら普通かもしれませんが、ここはシンガポールです。

ソファーとテーブルのある落ち着いた区間

ラウンジ内はいくつかのスペースに分かれています。

中央の一番席数が多かったのがソファー席。

横に長いソファーで、照明も薄暗いので仮眠にも良さそうです。

こちらはダイニング席。

食事カウンターの奥に広がっています。

こちらはバーカウンター。

ラウンジの奥にもう1つのバーカウンターがあり、そこの前がバーカウンターになっています。

食事をせずに、お酒を楽しみたい場合はこちらのほうが空いていて良さそう。

日本の新聞も置かれていました。

スポーツ紙しか無かったのですが、左に空きスペースがあるのでどなたかが閲覧中だったのかもしれません。

もちろんコンセントはユニバーサルタイプなので、日本のプラグをそのまま使用することができます。

シャワー

シャワールームはトイレと一体型でした。

スタッフに声をかけてバスタイルを受け取って使用します。

お手洗いとシャワールームはガラスで区切られています。

シャワーは上部の固定シャワーと普通のシャワーがあり、シャンプーも壁に固定されています。

シャワールームにはフックが付いており、荷物や服をかけることができます。

また、下には荷物を置くために使える台がありました。

洗面台の横に備え付けのドライヤーと、シェーバー用?の電源があります。

ドライヤーはそこまで強くなかったのですが、無いよりはあったほうが良いのでありがたいです。

dnataラウンジへの道のり

dnataラウンジへはこのエスカレーターから行きます。

24時間営業のフードコートが目印。

エスカレーターを上がって、看板に沿って進みます。

このエスカレーターの上にはラウンジはdnataラウンジ一つしかありません。

dnataラウンジは青く光る大きな看板がなんだか近未来的でした。

カレーとうどんがあり、パンも美味しかったので食事をするにはイチオシのラウンジがここです。

ただし、深夜は食事メニューが無いようなので、深夜に食事をしたい場合は他の2つのラウンジに行くほうが良さそうです。

「PLAZA PREMIUMラウンジ」はソファーでゆっくり寛げる

最後はマイラーおなじみ「PLAZA PREMIUMラウンジ」です。

なぜマイラーおなじみなのかというと、プラザプレミアムラウンジは他のラウンジのように空港や航空会社による運営ではなく、ラウンジ運営専用の会社が運営しており、同じブランドを世界中で展開しているのです。

例えば、シンガポールのお隣マレーシアにもプラザプレミアムラウンジはあります。

航空会社ラウンジよりもちょっとランクが下がり、アルコール類が有料だったりする事もあって空港運営のラウンジと比べてもあまりいいイメージはないのですが、普通に良いラウンジです。

ゆっくり寛げるソファーがたくさん

ゆっくりと寛げそうなソファーがたくさん並んでいました。

窓の向こうには飛行機を見ることができます。

一番いいなと思ったのが、下の写真!

2~4人くらいで使えそうなプライベート感のあるソファー席。

この大きさなら、眠ることもできそうです。

一応、寝てはいけないというマークがはられていたのですが、普通に寝ている方々もいました。

ラウンジの奥には蜂の巣のような形の一人用ソファーが並んでいます。

ちょっとテーブルが小さいのが残念。

食事のカウンターのすぐ目の前に、大きなテーブルとダイニングスペースがあります。

こちらは仮眠スペース。

写真ではわかりにくいかもしれないのですが、かなり暗くなっています。

朝6時に訪れたところ、既に全て埋まってしまっていたので深夜は埋まりやすいかもしれません。

そんなときは、SATSラウンジのマッサージチェアがおすすめです。

食事・ドリンクはちょっと物足りない

食事カウンターを見てみましょう。

ホットミールは左の3つしかなく、ちょっと物足りないです。

炒め麺などがありました。

深夜の食事メニューが端に置かれていましたが、6時をちょっと過ぎたところだったので残念ながら食べることはできませんでした。

このチキンライスとラクサは美味しそう。。食べたかった・・・!

パンは美味しそうでした。

ドリンクカウンターにはシリアルも置かれています。お社、コーヒーなどはもちろんあります。

ソフトドリンクは他のラウンジと比べてフルーツジュースと水が多い印象。

個人的には、水があるのは嬉しい。

こちらはバーカウンター。

バーテンダーが常駐しているオシャレ空間です。

しかし、実はこのバーカウンターは有料。

缶ビールも10シンガポールドル(約800円)なので、お酒を飲みたい方は他のラウンジに行きましょう。

お金を払ってでも、バーテンダーが作った美味しいカクテルを飲みたいというときは良いかもしれません。

シャワー

シャワールームももちろんあります。

タオルはスタッフに言えばもらえるそうです。

すみません、シャワールームの中まで見てきませんでしたが、他のラウンジと同じような設備でした。

PLAZA PREMIUMラウンジへの道のり

プラザプレミアムラウンジへはこちらのエスカレーターを登ります。

ターミナルの端っこの方にあります。

こちらが入口。

世界のどこの国に行ってもあるラウンジなので、なんだか見ると安心します。

入場は、プライオリティパスを見せればOKです。

プライオリティパスで、チャンギ空港第1ターミナルはかなり楽しめる

チャンギ国際空港は世界空港ランキングでも1位になるくらい、設備が充実した素晴らしい空港です。

ラウンジに行かなくとも、仮眠スペースがあったり、植物園があったり、もちろんショッピングもレストランも充実していたりと楽しめる空港なのですが、ラウンジに入れるとその楽しみ方の幅が一気に増えます。

1つのターミナルだけでも3つのラウンジを巡ることができるというのは、世界を見渡してもなかなかありません。

実は今回はジェットスターの利用でしたが、そんなことができるのも、プライオリティパスがあるからです。

プライオリティパスで、次の旅行をもっと素晴らしいものにしませんか?

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