KLIAからマレーシアの世界遺産マラッカへは直通バスが早くて快適 (乗り方・時刻表・料金ガイド)

先日、クアラルンプールに飛ぶ予定ができたので、せっかくなので時間を作って世界遺産に登録されているマラッカに行ってきました。

実は何年も前にシンガポールからバスで行った事があるのですが、もう全然覚えてないほど昔のこと。久しぶりのマラッカ、満喫してきました。

そんなマラッカへクアラルンプール国際空港(KLIA)からどうやって行けばよいのか紹介します。

バスがとてもキレイで快適で安くて早い、文句なしでした。

サクッと読める目次

クアラルンプール国際空港からマラッカへバスで移動する

クアラルンプール国際空港(KLIA)について、入国審査を終え、手荷物を受取り、早速バス乗り場へ向かいます。

到着階から看板を見ていけばたどり着けます。

クアラルンプール国際空港ターミナルからバス乗り場へ歩く

目指すは「Bus Station Klia2 Terminal / Other Distinations」というところ。

ターミナルの2階にあり、日本語の「バス乗り場」という案内も一部では出ています。

連絡通路を渡ります

ターミナルの建物から、向かいの駐車場への渡り廊下を進みます。

KLIAはとても近代的できれいな空港なのですが、このあたりからちょっとローカルな感じになってきます。

2階のバスのりばへ

駐車券精算の機会などがあり、現地の方が車で空港に来ている様子がわかります。

看板に従ってエスカレーターを降りていきます。

クアラルンプール国際空港のバス乗り場でチケットを購入

KLIAバス乗り場

エスカレーターを降りれば、バス乗り場です。

KL市内やイポー、ジョホールバル、シンガポールなど各地へのバスが発着しています。

KL市内へは10RM程度。高速鉄道の5分の1以下で行けちゃいます。

バス会社のカウンターが並んでいます

バスのチケット売り場が並んでおり、行き先が大きく書かれています。

値段や時間は様々なので、色々と聞いてまわろうかなと思ったのですが、マラッカ行きは1社のみの運行でした。

マラッカ行きのバスを発見

それが、こちら。

なんとも賑やかなチケット売り場です。

次のマラッカ行きは午後8時、料金は35RMでクレジットカードも使えました。

ちなみに左の柱に時刻表が貼ってああります。今後行く方は参考にしてみてください。(写真は2018年2月現在)

バスは5番プラットフォームに来るとのこと。カウンターのすぐ横です。

5番乗り場に来るそうです

建物を出てプラットフォームに出てしまうと、とても暑くて椅子もないので建物内で待つのが吉。

バス到着時にはバス会社の職員が行き先を連呼してくれます。

バス会社は複数あるので買ったバス会社は覚えておきましょう。

私が買ったマラッカ行きはStar Mart社でした。

バス乗り場の過ごし方

このバス乗り場、食堂とキオスクがあり、1時間ほどであれば十分待てそうです。

食堂もありました

こちらが食堂。カレーハウスという名前の通り、カレーのいい匂いが立ち込めています。

どうやら自由に盛り付けてから会計のようです

どうやら、コメかナン?を選び、具材を好きに載せていき、最後に会計すれば良さそう。

機内食を食べたばかりだったので、今回はパス。ローカルカレーはその後マラッカに着いてから頂きました。

色々売っているキオスク

飲み物と軽食を求めてキオスクへ。

とりあえず買ってみました

バスが来るまで時間があったので調子に乗って色々と買ってみました。

揚げ餃子のようなものは1RMと安く、味も美味しかったです。作り置きなので冷めていたところは残念。

ベトナム・ホーチミンの空港ラウンジで一気に好きになったライチジュースも買ってみたら普通に美味しかったです。

コーヒーはというと、、、とにかく甘い。この甘いコーヒーが「マレーシアに来たぞ」という気にさせます。味は好きではありません。笑

マラッカへのバス車内

時間になってもなかなか来ない、と思ってカウンターに聞くとちょっと遅れてるとのこと。

しばらくするとバスがやってきました。

バスがきました

どのバスも車体にはバス会社の名前が大きく書かれているので、間違えないようにしましょう。

ファーストクラス、らしいです

スーツケースは自分で勝手に入れます。

とくに係員が入れてくれるわけではないので要注意。

入口のドアにはファーストクラスマッサージカウチ、と書かれています。

広くてきれいなバス

入ってみるととてもゆったりと椅子が並んでいます。

これは快適そう。

とても快適なシート

椅子にはレッグレストもついていて、間隔も広く、日本の3列シートの寝台バスよりも快適かもしれません。

マッサージ機能のボタンもあるのですが、こちらは動作せず。帰りも動作しなかったので、きっと動かないのでしょう。

テーブルはなく、食事は禁止でした。

途中渋滞もありましたが、2時間ほど高速道路を走ってマラッカへ到着。帰りも2時間ほどでした。

マラッカセントラルバスターミナルから市内へ

マラッカにつくとセントラルバスターミナルに到着します。

マラッカセントラルバスターミナル メインエントランス

メインエントランスの反対側にメータータクシー乗り場があります。

ちなみに、反対側も同じような看板デザインなのでどっちがメインなのかは非常にわかりにくい。

こちらがタクシー乗り場

こっちが帰りに撮影したタクシー乗り場。

タクシーが待機しています

メータータクシーがドアを開けて待っています。

と、タクシー乗り場まで紹介しておきながら、私はGrabでホテルまで移動しました。

Grabのピックアップポイントに「マラッカセントラルバスターミナル メインエントランス」を指定して、待つだけ。

バスターミナルからマラッカ観光エリアへは20分ほどで、料金はちょっと値上がりしていて10RMでした。

バスに乗ってから2時間半ほどでホテルに到着しました。

マラッカからクアラルンプール国際空港へバスで移動する

マラッカからの帰り道も同じバスを使って移動しました。

オンラインでバスを予約する

行きは空港についてからそのままカウンターでバスを予約しましたが、オンラインでも予約ができました。

starmart公式サイト

このフォームから検索して、予約するだけととても簡単でした。

決済はクレジットカード。

予約確認票を印刷して、30分前までにバスターミナルのカウンターでチケットに引き換えます。

※実は今回30分前に間に合わなかったのですが全く問題ありませんでした

マラッカセントラルバスターミナルのカウンターへ

ホテルからGrabでバスターミナルへ。帰りは7RMでした。

「カウンター4A」と予約確認票に書かれていたのですが、これはちょっと見つけにくいです。

着いたらちゃんと4Aと書かれているのですが、ターミナル内に看板があまりありません。

ターミナル内のカウンター

チケットと引き換えと書かれていましたが、印刷した紙にバスのナンバーと乗り場番号を書かれて終わり。

30分前に間に合わなかったことも何も言われず、その時間までに乗るように、と言われただけでした。

もちろん席に空きがあればここでもチケット購入可能です。

時刻表も写真のとおりなので、今後行く方は参考にしてみてください。

マラッカセントラルバスターミナルを歩く

このバスターミナル、南北を貫く形で売店があり、東西の両ウイングがチケット売り場、そしてバス乗り場になっています。

タクシー乗り場は北側エントランスで、南側がメインエントランス。

バス乗り場は東側が近距離路線、西側が長距離路線となっており、KLIAやKL市内、シンガポール行きは全て西側から発着します。

これはターミナル内にも書かれていないので、是非行く前に覚えていってほしいところ。

ターミナル中央には売店が並ぶ

ターミナル中央には売店が並んでいます。携帯電話、SIM、服、ガジェット小物、食事、両替、などなど。

もちろん食堂もあります

ローカル食堂やサブウェイ、マックなどバス待ちにも困らなさそう。

両替もできます

あまりここで両替するニーズはなさそうなのですが、両替もありました。

シンガポール行きに乗るときなどは良いのかもしれません。

バス会社ごとのカウンターと乗り場一覧

長距離バスの会社一覧もあるのですが、正直あまり参考になりませんでした。

今回乗るStar Martバスも会社名は違う会社名のようで、全然わかりません。(カウンター4A、乗り場11の会社です)

マレーシア国内どこへでも行けそうです

KLIA行きは少ないですがKL市内やシンガポール行きはとてもたくさんの会社が運行しており、料金も安いので来てから買っても良さそうです。

変な客引きも少なく、英語も通じるので安心してチケットを買えるバスターミナルです。

バスでKLIAへ

出発5分前に11番乗り場に行くともうバスが来ていました。

時間通りバスが発車

行きと同じく、スーツケースは自分で乗せます。係員もいません。

車内の様子も行きと同じでした。

途中ガソリンの給油に立ち寄ってましたが、2時間ほどでKLIAに到着。

KLIAとKLIA2のどちらのターミナルで降りるのか間違えないよう、運転手が降りる時にターミナル名を確認してくれるので聞き逃さないようにしましょう。

まとめ

今回、何も調べずにマラッカに行ってきたのですが、何も問題なく行くことができました。

東南アジアのバス移動と聞くとハードルが高そうに思うかもしれませんが、マレーシアは英語も通じて変な客引きもおらず、車内も快適なのでおすすめです。

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