シンガポール航空A380ビジネスクラスはまるでファーストクラスのように広いシートが最高でした

世界最大の航空機A380のビジネスクラスに乗ってきました!

しかも、世界最高評価の航空会社シンガポール航空です。

もちろん?ANAマイルでの特典航空券です。

もう乗る前からワクワクが止まらなかったのですが、期待を裏切らない素晴らしいフライトでした。

サクッと読める目次

シンガポール航空のA380の就航都市

シンガポール航空のA380はシンガポール発着の以下の都市に就航しています。

シンガポール航空A380就航先
    • シンガポール - オークランド
    • シンガポール - 北京
    • シンガポール - デリー
    • シンガポール - フランクフルト
    • シンガポール - 香港
    • シンガポール - ロンドン
    • シンガポール - メルボルン
    • シンガポール - ムンバイ
    • シンガポール - パリ
    • シンガポール - 上海
    • シンガポール - シドニー
    • シンガポール - チューリッヒ

(2019年1月現在)

あれっ、日本は?と思いますよね。

実は日本にはA380は就航していません。

が、2019年3月まで期間限定で関空-シンガポール便にA380が使用されるということで、今回はこの便にありがたく搭乗してきました。

実は発券時はB787-10の予定だったのです。

それはそれでとっても楽しみにしていたのですが、10月になって「A380に機材変更です」というニュースを見て、更に心躍らせていたのでした。

 

ちなみに、シンガポール航空のA380のビジネスクラスとファーストクラスは他社の特典航空券では基本的には開放されていないのですが、この期間限定の便は取得することができるので関空-シンガポール便は狙い目です。

A380のビジネスクラスの素晴らしいシート・収納を紹介

早速御覧ください、これがビジネスクラスのシートです!

シンガポール航空A380ビジネスクラス

なんとシート幅が広すぎて、シートベルトが座面の真ん中から出てきています。通路側の3分の1はシートベルトをしている限り使わない領域。

この時点で意味がわかりません。

ファーストクラスのような広さがあります。

実はA380のビジネスクラスには2種類あり、これは旧型のタイプなのですがそれでも最高です。

2階席はオールビジネス!

2階席が全てビジネスクラスという驚きの仕様の仕様。一番前には階段がありますが、下に降りることはできませんでした。

それもそのはず、この下にはスイートクラスと呼ばれる素晴らしい個室タイプのファーストクラスがあるはずなのです。

新しい経験にはどんどん挑戦しようと思うので、ファーストクラスもいつかは乗れるようにします。

 

シートに座ると目の前には黒く大きな画面、と思いきや、画面の左右には小物入れなどがついています。

液晶画面の左にはミラーと小物置き

小さすぎず、大きすぎない15インチ液晶ディスプレイの左にはLEDライト付きミラーとドリンクホルダー付きの小物置台。

フライト中のドリンクはここに置いておけます。

液晶画面の右側には小物入れと電源

右側には眼鏡や筆記用具が入る小物入れと、電源。

USBが2つと、ユニバーサルタイプのコンセントが11つと、オーディオのような端子と、LAN端子まで完備されています。

こんなに至れり尽くせりの電源は初めて見ました。

とはいえ、私が使ったのはUSBだけなのですが。

夜行便ではなかったら、パソコンを出してコンセントを使っていたかもしれません。

机がとっても大きく、快適ですからね。

ちなみに、窓と座席の間にはB747のビジネスクラスと同じように収納スペースがあります。

垂直ではなく、奥に斜めになっているので奥まで見やすいこのスペースには、本やPCバッグであれば余裕で入れることができます。

その収納スペースの上にアメニティを並べてみました。

アメニティが充実!

アイマスク、スリッパ、靴下、そして茶色のアメニティポーチです。

アイマスクは折りたたんだ状態で収納できるケース付きなのでこれからもしばらく持ち歩こうと思います。

アメニティポーチの中身はこちら。

シンガポール航空アメニティポーチの中身

  • 服のニオイ取り
  • 服のシワ取り
  • ハンドクリーナー
  • 唇の乾燥クリーム

このポーチが普通にいい感じなのと、乗り継ぎがあっても次の空港で没収されないようにジッパー付きの袋も入れてくれています。

その配慮がなんだか感動しました。

フライトの様子

ウエルカムドリンク

搭乗するとすぐにとても美人なCAさんがウエルカムドリンクを持ってきてくれました。

ウエルカムドリンク

正直、CAさんがめっちゃ美人だったのでかっこつけてシャンパンを頼もうと思った気持ちが1%くらいありました。笑

でも、いつもどおりアップルジュースです。

ウエルカムドリンクはディスプレイ横の小物置スペースにおいてもらえます。

安定感のある離陸~ドリンクサービス

A380はさすがは世界最大の旅客機。

滑走路を走り始めて、助走を長くとったと思ったらとてもゆっくりと安定して空に飛び立ちました。

B747-400に搭乗したときにも感じたこの安定感はなんともいえない快感です。

私は普段A321という小型機の搭乗が多いので、全く違う離着陸の安定感に驚きます。

 

離陸をするとすぐにドリンクサービスを聞きに来てくれました。

TWGティーとスナック

ちょっと喉を痛めていたのでなにか温かい飲み物があるか聞いたところ、ティーをおすすめしてくれました。

シンガポールブランドのTWGのお茶で、上品な香りがしました。

ティーパックの紐もなんかちょっとオシャレですね。

ナッツも一緒にモニター横の小物トレイに置いてくれます。

素晴らしい機内食

夜に関空を発ち、朝にシンガポールに着くフライトだったため、食事の時間を夜にするか朝にするか選べるとのこと。

朝は着陸直前まで寝ていたいのと、到着後は乗り継ぎでシンガポール航空ラウンジに行ってまた食事をする予定なので夜に持ってきてもらうことにしました。

 

そして、こちらがやってきた機内食。

まず前菜が出てきたのですが、机が大きすぎてなんだか逆に質素な写真になってしまいました。

机が大きすぎてスカスカに見える前菜

これ、本当に机が大きいんです。

フルーツが先に出てくるのは珍しいですね。

野菜ジュースとコーヒーと水も同時にいただき、至れり尽くせりでした。

メインが来ても広い机

そしてメイン料理はウエスタンを選択。

メイン料理が来ても、机が大きくてなんだか落ち着かないのですが、味はまぁまぁ美味しかったです。

シンガポール航空の機内食はうまい!と聞いていたので期待しすぎたのかもしれません。

もちろん、エコノミークラスの食事と比べたらかなり美味しいのは間違いありません。

フルフラットのベッド

機内食も食べて満足したところで、ベッドを作ってもらいます。

コントローラー

コントローラーは左の肘掛けについており、背もたれと座面が同時に動くスイッチと、フットレストが動くスイッチの2つのみというとてもシンプルなものでした。

肘掛けの蓋を開ければエンターテイメントのリモコンが入っている他、CAコールボタンやライトボタン、DO NOT DISTUEBボタンもあります。

フラットにするためには、リクライニングを一番うしろまで倒すものだと思って、コントローラーを操作していました。

そこに美人CAさんがやってきて「ベッドにしましょうか?」と声をかけてくれました。

ビジネスクラスって、本当に一人ひとりのお客さんをよく見ていますね。

 

ベッドを作ってもらうと、なんとリクライニングを直立まで戻したあとに、レバーを引きながら椅子の背もたれを前に倒しました。

なんと、背もたれの裏側がベッドになっていたのです。

機内が暗くて写真が取れなかったので、ちょっと古いですが同じシートに搭乗した方の写真を引用して紹介します。

もともとのシート幅が広いので、シングルベッドと同じくらい快適です。

ただ、上の画像のように頭側は半分の幅となっており、足を入れるところも半分の幅になっているので、ベッドに斜め寝るような形になります。

私は後ろがギャレーだったので頭側はフルサイズで、足を入れるところが半分でした。

一番前の席は足元もフルサイズだそうです。

 

ベッドにしたらすぐに就寝してしまい、起きるとシンガポールへ向けて高度を落としているところでした。

朝のコーヒーを一杯頂き、すぐにシートベルトサインが点灯し、着陸。

着陸もとても安定していました。

A3802階席専用の長いボーディングブリッジを渡ってシンガポール空港ターミナルに到着。

もっと長く乗っていたい、そう思った素晴らしいフライトでした。

マイルでビジネスクラス、やっぱり最高です

実は今回の搭乗はマイルを使って発見した特典航空券だったので、ほとんどお金がかかっていません。

最近の趣味であるマイル貯めをコツコツ実践していたからこそ、こんなフライトが楽しめるようになりました。

マイルを貯めるのは方法だけ知ってしまえばとっても簡単でビジネスクラスも手が届くんです。

え、本当?と一瞬でも思った方はぜひこちらの記事を読んで、一緒にどんどんマイルを貯めていきましょう!

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私も、マイルの正しいため方を知ったときに「もっと早く知っていれば・・・」と後悔しました。

海外にどんどん出れるようになると、本当に世界が大きく変わります。

今や知っていればタダである程度世界を飛び回れる時代、一緒に世界を楽しみましょう!

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