ベトナムの空港ラウンジをいくつか利用してきましたが、ハノイのノイバイ国際空港・国際線ターミナルにあるベトナム航空ロータスラウンジに行ってきました。
さすがは首都の国営航空会社のラウンジと言った様相でした。
※ANA便などが利用する、空港運営のNIAラウンジは別のラウンジで、以下の記事で紹介しています。
※プライオリティパスで入室可能なラウンジは「ソンホンラウウンジ」というもので、これもまた別のラウンジになります。
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ベトナム航空ロータスラウンジへ
ノイバイ国際空港の空港ラウンジは出発フロアの上のフロアにあります。
ソンホンラウンジと同じエスカレーターを上に上がっていきます。
こちらが隣りにあるソンホンラウンジ。プライオリティパスで入室可能なほか、アシアナ航空などが使用しているようです。
その奥でにこやかにに出迎えているのがベトナム航空ロータスラウンジ。
ボーディングパスとチェックイン時にもらったラウンジチケットを渡して中にはいると、とても明るく広い空間が広がっていました。
ノイバイ国際空港ロータスラウンジの座席・シャワー・コンセントを確認
それでは、ロータスラウンジの中を紹介します!
種類豊富な座席
2015年にできたばかりのノイバイ国際空港国際線ターミナルとだけあって、ラウンジの中はとても清潔感があります。
ラウンジ自体かなり広く、座席の種類がたくさんありました。
こちらは一人用のソファー席。
ここは各座席ごとにコンセント完備です。
お次はテーブル席。奥にはグループ用のソファー席があります。
このエリアは座り心地は良く、歓談するには良いのですが、コンセントは殆どありません。
こちらは2人用のソファー席でしょうか。まるで社長のような椅子です。
奥の方にリラックスできそうなソファーが並んでいるエリアもありました。
最後に、誰でも使える鍵付きのロッカーとコンピューター席。
ロータスラウンジという名前のとおり蓮の花をイメージしているようです。
もちろんシャワールーム完備
シャワールームはトイレの奥に設置されています。
この扉が入り口なのですが、非常にわかりにくいです。
トイレの中に入り、上にBATHROOMと書かれている扉を開ければバスルームです。
中に入ると、タオルやシャンプーがカゴに入って置かれており、自由に使用することができます。
ドライヤーや歯ブラシも設置されていました。
どのくらいの頻度で交換・清掃をしているのかわからないのですが、利用する人も少ないようでとてもきれいな状態でした。
シャワーブースには椅子とハンガー、そして先ほどのアメニティが1回分備え付けられています。
食事の種類は少なめだがベトナム名物は健在
食事の品数はあまり多くはなく、このカウンターで全てでした。
ベトナム空港ラウンジには大体おいてあるのが揚げ春巻。ベトナムならではですね。
たまに、いつから置いてあるんだろう?というような味のものもありますが。笑
こちらにはパンは何種類かあり、トースターとジャム・バターがあります。
バナナが積まれているのも南国らしいですね。
茹で野菜と、その横には何故か野菜の天ぷら。
種類は多くはありませんがハムや生野菜もありました。
上にあるのはスイカとドラゴンフルーツ。
そして、こちらがベトナム名物「フォー」エリアです。
写真手前あるように、せっかくなのでフォーもいただきました。
実はこのフォー、インスタントなのです。
丼に乾麺が入った状態で置かれているので、好きな具材を載せます。
インスタントラーメンのように、粉末ソースもふりかけます。
備え付けのポットでお湯を注げば、フォーの完成です。
インスタントなのですが、意外と悪くない味です。
ドリンクコーナーもチェック
お次はドリンクを見に行きましょう。
アルコール類はこの棚の上にあるものをオーダー可能でした。
ソフトドリンクの入った冷蔵庫は4つあります。
コカ・コーラ社とペプシ社がお互いの売れ筋商品を並べてくれています。
お隣にはハノイのハノイビールと、ホーチミンの333(バーバーバー)ビールがあります。ツバメの巣ドリンクなんかもベトナムらしいです。
フルーツジュースや牛乳やヨーグルトもあります。
コーヒー・ティーのところは各種ティーバッグと大きなコーヒーマシーンがありました。
これは期待できそう!?と見てみると・・・。
KING COFFEE 3 IN 1の他は使ってはいけないようでした。ガッカリです。
案の定、甘いインスタントコーヒーしかでてきませんでした。
ベトナムの空港ラウンジではなかなか美味しいコーヒーにありつけません・・・。
WIFIのパスワードの隣にあるのは充電ステーション。
とはいえ、かなりの席にコンセントが併設されているのでわざわざここを使う必要性は低いです。
ということで、食事を取ってきました。
うーん、、(写真を見るだけで期待できないとか言わないでください。)
ただし、これだけははっきり言います。確実に、パスタは取らないほうが賢明です。
後で見返してみると空港運営のNIAラウンジとほとんど同じメニューのような気もします。
他の日に食べた盛り付け例がこちら。
美味しいものだけとってきました。
ビーフシチューなどと書かれている、人参とお肉はとっても柔らかくて美味しいんです。
ベトナムのラウンジには日にもよりますがだいたいあります。
こちらはフォー。
フォーはいつ食べても美味しいのが嬉しいです。
設備自体は素晴らしいのですが、食事やドリンクは及第点というところでしょうか。
ベトナム航空ロータスラウンジに入る条件
ベトナム航空ロータスラウンジに入るための条件は、スカイチームエリートプラス又はベトナム航空ゴールド以上でベトナム航空の国際便に搭乗するか、ベトナム航空のビジネスクラスに搭乗することで入室することができます。他スカイチーム航空会社も同様です。
ベトナムの国内線ターミナルのビジネスクラスラウンジは他航空会社のスカイチームエリートプラスでは入室できないのですが、国際線のラウンジは入室することが可能です。
ラウンジからは滑走路がよく見えました。
ベトナム航空の上級会員になる方法
ベトナムの空港の待合室は本当になにもないので、ラウンジに入れると食事がしょぼかったとしてもかなり楽になります。
私は一年の半分くらいをベトナムで過ごしており、ベトナムの飛行機に乗ることが多くあり、ベトナム航空の上級会員を持っています。実はこのベトナム航空の上級会員になれるクレジットカードがあるのです。
正直マイルも溜まりにくく、そもそもの航空券自体が安いのでマイル単価も安くマイレージ制度としては使い勝手は良くないのですが、ベトナムの空港は行列が長く辛く、上級会員はかなり優遇されるので、ベトナムによく行く私のような人におすすめです。
他のハノイのラウンジはこちらの記事にまとめてあります!
ANAやJAL便に登場する際や、プライオリティパスを利用する場合のラウンジ情報はこちらをご覧ください。